2015年12月21日月曜日

無事合格しました。滑り込みセーフ!!

12月17日は一級建築士試験の合否発表日。その日は受験仲間と3人でゴルフを!・・・と決めていましたので、予定通り決行!!

ハーフを終えてクラブハウスに向かう途中で「不在着信」の表示を確認。メールと電話の二つです。さてどうしようかと迷いつつ、メールの方を選択し、開くと「嬉しいです!!」の文字が。講師の先生からです。えっ!?本当に?
すぐさま着信元の資格学校に折り返し電話をするも、「おめでとうございます!!」との営業担当者の弾んだ声。・・・あっ、本当なんだ。

本試験終了直後の私の手応えでは、合格確率60%程度。昨年の初回が5%程度の手応えでしたからそれなりの数字でした。ところがその後、図面復元などの作業を通じてミスが続々と発覚。これ全部足したら優に60点は下回る・・・。
というような訳で、発表直前の感触では合格率10%程度の手応えにまで落ち込んでいたのでした。既に来年度(最終年度)の講座申込みも済ませ、準備講座も2回受けていましたので、発表当日のゴルフは至ってスッキリとした気分でショットも抜群に飛ばしていたんです。
そのような中での合格通知でしたので、結局その日は一日実感が湧かず、床に着く段になってようやく感情が込み上げてきた次第。布団の中で何度も「ヤッター!!」とガッツをしながら、俗に言うアドレナリンの大量分泌のお陰で翌朝はすっかり寝不足状態。

翌日は心配をかけた友人などへの報告に追われ、それぞれ思いのほか驚きや喜びを返して頂き、改めて人との交わりの暖かさに感激したところです。
今後は資格の名に恥じないよう、また改めて知識の習得・見識の鍛錬に努めたいと思います。

関係の皆様にはこころから御礼申し上げます。

2015年10月13日火曜日

本試験課題

本試験直前の一週間は、みっちりエスキスの訓練を行いました。毎日異なる条件での課題が出され、限られた時間でエスキス及び記述を書き上げます。私は結局最終段階までなかなかエスキスをまとめ上げることが出来ず苦戦しましたが、ようやく最後の最後に満足のいくエスキスを仕上げることが出来ました。本試験を控えての駆け込み乗車って感じですね。
①問題の要点…北側に幅員18mの歩道付きメイン道路と、東側に幅員8mの歩行者専用道路の2面接道敷地。ただし歩行者専用道路は21時から翌朝6時までは車両の通行が可能。歩行者道路の東向かいには商店街が繋がり、また北側の駅に向かって延びた歩行者専用道路の両側には駅前商店街が建ち並ぶ。敷地の南側と西側には公園が広がり、採光・通風・景観など良好な環境である。建物は地上5階建て、床面積は2,600以上3,100以下。
②設計のポイント…レストランとギャラリーは商店街との連続性に配慮し、エントランスホールからの動線にも考慮すること。また屋上庭園は2階屋上(3階床レベル)に計画し、通路・ベンチなどを設ける。エントランスホールは住宅部門とデイサービス部門のエントランスを兼ねる。
これらの動線、繋がりを如何に確保するかが最大のポイントであった。
③出来栄え…エスキス時間2H30M、記述1H、作図3Hで一応一式完成出来た。なお作図はフリーハンド。後に検証した結果、下記の要求項目漏れが判明。動線などプランニングについては追って講師のコメントを聞きたい。
1.機能訓練室の要介護用食事スペース及びラウンジ
2.スタッフルームの休憩スペース及び更衣スペース男性用・女性用
3.2階避難経路及び歩行距離
4.レストラン什器(テーブル・イス)
5.1階デイサービス用階段室の管理用シャッター(21時以降の閉鎖要求)
6.吹き抜け空間の断面図での防火シャッター
7.屋上庭園とバルコニーの間のプライバシー保護対策(例えば植栽)
8.南側開口部の日射遮蔽用ルーバー或いは植栽、Low-eガラスの記載
9.基準階でのMB.PS表記
10.住戸の床面積
11.断面図での住戸の間取り表記
12.最上階バルコニーの上部庇
その他、レストラン厨房が管理サービス動線から隔離していることと、ギャラリーの表側(商店街側)に屋外階段が横たわっていること、吹抜け面積が小さいことなども減点対象となる可能性大。

これら全てが減点対象となれば、恐らく採点結果はランクⅡになるでしょうね。覚悟しておくこととします。

2015年10月4日日曜日

参考課題1

①問題の要点…東西にそれぞれ8mと15mの二面接道。33m×48mの南北に長い敷地形状。答案用紙のサイズを考慮すると、本試験も縦長の形状(普通に考えると南北に長いが、北の方位を左に向けると東西に長くなる)となる可能性を感じる。車寄せの屋根(キャノピー)が5mを越えてくると収まりがキツイ。
今回のポイントは、車路の計画範囲が指定されていることがスパン割りを難しくしている。車寄せ及び車路を建物の下部(ピロティー)入れるかどうかでプラン及びスパン割りは随分変わってくる。他に特殊な指定はない。
②設計のポイント…一般的な7m×7mスパン、7m×6mでは計画が難しい。思い切ったスパン割りを答案例では示している。やはりポイントは車寄せの計画であり、駐車場の計画にも頭を使う。
③出来栄え…エスキス時間は3H15Mで1H15Mオーバー。作図は3H15Mでかなり改善。エスキスの中で、特に時間を要するのがコマゾーニング。機能図マトリックスは初めて試したが、これまでの手法よりは解りやすい。慣れれば有効活用出来そう。今回は車路(車寄せ)を建物の外に計画したため、スパン割が少々窮屈になり庭園を2階(1階屋上)に計画出来ず、それに伴い集合住宅部門も1階に計画することになった。それに関連し設備機械室を始め管理部門も2階に計画することになり、部門ごとのゾーニングは明確に出来たが「明るく開放的な空間」を2階に計画出来なかったことは大きな減点要因と考えられる。


作図速度が速くなってきたので、次はエスキスの速度UPに取り組む。機能図マトリックスを使いこなしたい。

2015年10月3日土曜日

特訓模擬試験(2回目)※1回目は未返却

本試験直前の最後の模擬試験となった。目標は時間内完成だったが、結局時間が足りず中途半端な図面での提出となってしまった。模擬試験での答案は未返却なので、2回目の作図(エスキス再チャレンジ)を掲載する。
①問題の要点・・・敷地は東側16m道路、北側12m道路の2面接道。周辺には商業施設、集合住宅、公園がありこれら周辺環境に配慮した計画が求められる。共通部門としてレストラン、集合住宅部門にはコミュニティールーム、デイサービス部門には屋上庭園が求められ、屋外施設としてオープンスペースが求められ、既存樹木を含めた計画でも可能とされている。敷地に余裕がなく、難しい課題である。
②設計のポイント・・・北側及び北東側には商業施設があり人通りが多いと予想される。また南側には集合住宅が隣接しているのでプライバシーへの配慮、西側には公園が広がり明るく開放的な居室を計画出来る。東側の集合住宅は16m道路を介しているのでプライバシーは余り考慮しなくても良さそう。北側の商業施設の人通りと敷地北東角のオープンスペースはレストランを計画する上で是非関連付けしたいところ。今回は基礎免震装置のメンテナンスのためのドライエリアを計画することが求められているので、サイズ2m×3mとエキスパンションジョイント用落下防止柵及びタラップの設置を忘れずに計画する。
③出来栄え・・・所要時間は、エスキスに2H50M、記述1H12M(練習用紙を使用したため文字数が多くなる)、作図3H45Mと、ようやく射程距離範囲にまで時間短縮出来てきた。テーブルなどの什器類、屋上庭園の植栽やベンチなど雑な仕上がりとなり、本番で時間の余裕が出来た場合には是非丁寧に仕上げたい。
また、今回の答案例・エスキス手順資料により、機能図の効果的な描き方を思いついたので、今後はその手法を機能図マトリックスと名付け、機能図の作成・検討を行う。まず最初に部門別と階数別のマトリックスを作成し、これに各所要室・想定床面積を描き込んでいくというもの。これにより縦方向のイメージがつかみやすく、便所・倉庫などの付属諸室も一緒に記載することで計画漏れをなくすことが出来る。階数振り分け・諸室の関連性を同時に検討できることは効率的である。

2015年10月2日金曜日

その他の課題

①問題の要点・・・地域住民との交流促進を目的として、交流ホールと交流カフェを計画する。敷地は北東と北西にそれぞれ16m幅員道路が接する2面接道の敷地。図面では方位が45度西側に傾いているので注意。住宅部門とデイサービス部門を繋ぐ共用部門が求められている。
②設計のポイント・・・方位が傾いているので、南向きの面は東南と西南になる。この2面が住戸の開口部に適した方向となる。つまり基準階はL型のプランが想像できる。南西側の隣地が平置きの公共駐車場なので視界は確保出来るが、北東側には公園が広がり眺望は期待出来る。特記事項で求められている「明るく開放的な空間」はどちらにもあてはめることができる。
③出来栄え・・・エスキス6H05M、記述は省略。作図3H35M。作図時間は短縮が図れているが、エスキスに相変わらず時間を要する。今回の課題元のコメントには、本試験では出題内容(プラン)に矛盾を感じるような出題方法を敢えて取り入れており、その対処・割り切り能力をも判断材料とするようなことが記されている。余り整合性に拘り過ぎると全体のプランそのものがまとまらないことにもなるので、やはりある段階で割り切りプランを固める必要がある。私の場合エスキスに充てられる時間は2Hなので、課題文読取・諸室及び床面積想定(15M)~アプローチ検討・機能図・周辺施設寸法・建築可能範囲検討(15M)~基準階・スパン検討・コマゾーニング(30M)~エスキス図面(1H)の合計2Hで考える。記述は1Hあれば完成可能。作図は3H完成を目指し、残る30Mで漏れのチェック・什器類記載・植栽等動線のビジュアル化を行う。

引続きエスキス訓練、記述訓練、フリーハンド作図訓練に取り組む。

2015年9月25日金曜日

特訓課題2A(1回目・2回目・3回目)

①問題の要点・・・東西2面接道、それぞれ12m・16m幅員道路であり、西側の16m道路側がデイサービスのメインアプローチとなる。建ぺい率が60%、第1種住居地域、南側に集合住宅が隣接という条件であり、建築面積の超過・採光条件を満たすための離隔距離、道路斜線制限の法的制約を検討する必要あり。採光のための離隔距離は、5~7階建の場合、住居系用途地域で7m、商業系地域で4m以上と覚えておけばよい。
敷地形状が南北に細長いことと、住戸タイプが3タイプ用意され、共用廊下の取り方に工夫の余地があることで、トランクルーム、ラウンジのレイアウトにも影響を与える。頭を柔軟に対処することが必要。
②設計のポイント・・・建ぺい率が厳しい割に基準階面積は大きく確保することが求められるので、1階平面の取り方に工夫が必要なのと、庇・屋外階段等の出が1mを超えるとその分建築面積に参入されることをしっかり認識する。
③出来栄え・・・今回はフリーハンド作図が求められたが、エスキスに3H50Mと時間が掛かり過ぎ、結局作図時間は2H30Mとなり中途半端な結果となった。講師との相談の結果、今回の本試験では「フリーハンド」での作図に挑むこととした。3時間あればかなりの作図密度で仕上げられるので、その分エスキスに余裕が出来る。まだまだ粗い図面だが今後練習を重ねて、精度を上げていきたい。

【2回目】答案例からの逆エスキス図を作成し、フリーハンドで作図。

プランとしては管理サービス部門内の動線(諸室レイアウト)の妙など参考になる。廊下を単に真っ直ぐ計画するだけではなく、屈曲させることで小さなスペース(職員便所・給湯室など)を自然に確保出来る。住戸については、これまで細長い室形状(間口3m×奥行10mなど)で1スパンに2室計画することを基本としてきたが、今回の答案例のように廊下を他の用途でも使用できる程のスペースにし、その代り1スパンに1室(例えば間口6m×奥行5mなど)とすると、居住環境は採光面でも移動距離の面でも格段に良くなる。今回の答案例では拡大廊下部分にトランクルームを計画している。確かに採光用の窓は必要ないので有効である。
作図時間4H(柱・壁まで完成に2H、以降2H)は掛かり過ぎ。3H以内に納めることを目標とする。

【3回目】作図速度向上のため、2回目と同じエスキス図からの作図。今後は全てフリーハンド。

所要時間は2回目と全く同じ2H+2H=4H。どうしても基準線、柱、外壁・間仕切り壁、寸法線・寸法までで2Hかかる。これを1.5Hに短縮し、残る作業も2Hから2.5Hに短縮すれば合計3Hとなりこれを目標にしたい。エスキスも課題文読み取り・諸室想定と面積想定まで20M、機能図・周辺施設サイズ・建築可能範囲・基準階検討・階の割り振りまでを30M、コマゾーニングを20M、エスキス図50M、合計2Hを目標とする。出来れば記述を50Mとし、エスキス図を60M確保したいところ。
答案例では浴室の一般浴室が無窓居室になっていたのでこれを解消したが、サービスステーションが閉鎖的な形状となり視認性や開放性が悪くなった。

※1回目の作図に対する講師の講評・・・
ゾーニングGood。フリーハンドGood。の評価。ただし作図時間がかかっているので短縮が課題。多目的室などの大きな部屋は扉を2m程度の大きさで開く。床面積計算でPSは考慮しなくて良い。アルコーブは減ずる。

2015年9月17日木曜日

特訓課題1A(1回目・2回目・3回目・4回目)

いよいよ今週から特訓課題となり、最後の総仕上げ段階に入った。今回の講義でも時間内完成を目指したが、力量不足で時間超過。そもそもエスキスがまとまらず、殆んど見切り発車で記述→作図へと進めざるを得なかった。エスキス時間3H20M、記述1H、作図3H45Mの合計8H05Mとなり、制限時間6H30Mより1H35Mも超過してしまった。しかもプランは余りうまくまとまっておらず、不本意な結果となった。
①問題の要点・・・集合住宅部門、デイサービス部門に加え、外部施設としてレストラン、屋外テラスが求められた。南北にそれぞれ16mと12mの2面接道。東西には集合住宅が隣接。今回は地上7階建て、床面積3,300㎡以上3,800㎡以下。住戸の基準階指定を除き各居室の設置階指定はされておらず、適宜計画する。
②設計のポイント・・・南北の道路には歩道が付いているので、デイサービスと集合住宅をそれぞれ南北に分けてアプローチする計画が望ましい。「歩道付き」はアプローチを計画せよとのメッセージである。管理サービスアプローチは歩道なし接道でも可能である。レストランの経営母体は同一だが動線の区別は明確にすることが求められている。厨房の管理動線をどのように確保するかがポイントである。デイサービス部門のエントランスホール(2)に案内サービスカウンターが、管理サービス部門の事務室に受付が求められているということは、これらを同一階に設けずそれぞれの階にて利用者管理を行うという意味である。
③出来栄え・・・基準階の住戸開口部を南側に向けた片廊下型に拘ったため、7m×7mスパンでは階段室が納まらず、6m×7mスパンとしてコマ数を稼いだ。但し住戸面積が小さくなることと、そもそも延べ床面積が指定範囲に満たないため、6m×7mと6m×8mの混合スパンとした。管理部門のゾーニングが一部まとまらず、機能訓練室・食堂の厨房が利用者ゾーン廊下を挟んで管理サービスゾーンと連絡する計画となってしまった。また、レストランの厨房も完全に独立してしまい、これがどのように評価されるかは講師の判断を待ちたい。屋外テラスも道路からみて奥に細長い計画となり、余り評価できない。
今回は無理やりまとめた一式図となってしまったので、再度オリジナルプランで一式図を作成する。

【2回目】

1回目は6m×7mスパン+6m×8mスパンで計画したが、今回は7m×7mスパンで計画した。1階と2階を35m×21m、基準階を35m×14m+階段室とトランクルームで14m×7m。2回目のプランでは当初1階のみ35m×21mとし、2階以上を35m×14mとしたが、延べ床面積3,642㎡でかなり窮屈なプランとなり、一部要求室の面積が過小になるなど問題が生じた。答案例を参考に2階を1階と同じ床面積にしたところ、延べ床面積3,789㎡で指定範囲に納まることからこれを採用。これにより2階にデイサービス部門を余裕で計画できた。
所要時間は、作図3H30Mまでで最低限を完成。室内プラン、要求室の什器類、植栽・通路の装飾、歩行距離・経路が未作図。4H10Mでこれらすべて完了。記述は今回答案例のトレースとし、所要時間は42Mであった。作図時間が最低でも3H30M必要な状況であり、本番ではエスキスが苦戦しても2H00Mで何とかまとめ上げ、記述で1H、残り3H30Mで確実に作図を仕上げる戦略とする。図面の完成度が低ければ、いくらプランが良くても採点されないことが予想される。今後の演習では、すべて上記の時間内にて無理やりにでも作図を完成させる。

【3回目】※2回目のエスキスからフリーハンドで作図。

今回は基準線・柱・寸法線のみ平行定規で作図し、それ以外をフリーハンドで作図してみました。どれ程時間短縮になるかを見るためです。
結果は、2回目で要した時間4H10Mを今回は3H00Mで完成することが出来ました。1.3倍強の速さ、約70%の時間で作図完了です。ただし作図精度はかなり悪いです。壁が大波を打って、壁厚50mm~400mmほどでうねっている状態ですので、まず合格レベルには程遠い出来栄えです。とても採用する手法にはなりません。しかし、この時間短縮は非常に魅力的であり、麻薬のようです。私の場合、どうしてもエスキスに時間掛かり過ぎてしまい、作図時間にせいぜい3時間程度しか充てられない可能性が大きいです。これを通常通り平行定規で作図すると、特記事項にある机・椅子等の什器類や、室内プラン、外溝周りの植栽などをきちんと描けないことが予想されます。今のうちからフリーハンドを想定した訓練に切り替えるか、あくまで保険として温存し、平行定規での作図に拘るか、非常に悩ましいところです。
フリーハンドでの合格作図レベルを知り、またフリーハンドでの採点者の印象など是非知りたいですね。

【4回目】※基準階スパンを6m×7mと6m×8mの混合スパンとし、1階・2階を36m×22mの平面計画とした。今回もフリーハンド。

今回、改めてオリジナルの再エスキス。1回目で採用した6m×7mと6m×8mの複合スパンを同じく採用し、1階と2階をフルスパン36m×22mで計画した。これにより床面積に余裕が出来、特に2階のデイサービス部門の諸室計画にゆとりを持てた。課題はレストランであり、今回は課題文にある「レストランは同一オーナーであるが利用区分は明快に分ける。」という主旨のもと、厨房を管理ゾーンに組み込むことを優先しすることで、集合住宅部門とのアクセスが出来なくなってしまった。両者を両立させることは出来なかった。答案例では集合住宅部門とのアクセスを優先し、管理部門ゾーンからは独立させていたので、恐らくこちらを優先することが望ましいのだと思う。出来栄えは、エスキス3Hを大幅超過、記述は省略、作図3H45Mとまだまだ。見栄えは変わらず粗い。更に作図速度を上げて3H以内でかつ見栄え向上も目指す。

2015年9月14日月曜日

参考課題A

①問題の要点・・・敷地は東西の2面接道で、西側18m道路越しに7階建て集合住宅、東側12m道路越しに5階建て集合住宅、北側に病院隣接、南側に5階建て集合住宅隣接。建ぺい率80%なので要注意。建築条件は地上5階建て、床面積3,200㎡以上3,700㎡以下。社会基盤は整備されている。
②設計のポイント・・・敷地面積が38m×36m=1,368㎡(建ぺい率80%→1,094㎡以内)と狭く、整形をしているため片廊下型及び中廊下型での計画では難しそうである。建築物に3面が面する中庭の要求もあり、ツインコリドール型での検討が必要になりそう。これまでにない課題である。
③出来栄え・・・予想通りエスキスが非常に難しく、南側をオープンにした3面を囲まれた中庭での計画ではまとめられなかった。答案例を参考にし、四方を囲まれた中庭での計画(ツインコリドール型)で考えた。エスキス所要時間3時間を大幅超過、記述は簡易系ゆえ時間は不問。作図は4時間25分を要した。前回の演習課題5でも作図に4時間半近くを要しており、このままでは時間内完成は難しく、もっと速度を上げた作図が求められる。丁寧に描き過ぎの感あり。今回も集合住宅アプローチを道路側ではなく北側隣地に面して計画してしまったので、作図段階で西側道路に向けて計画し直した。アプローチは隣地境界側には設けないことを今後徹底する。また、ボランティア控室を今回も利用者ゾーンに計画したが、これは管理サービスゾーンでの計画とすること。また、職員用更衣室の計画が失念していた。またしても要求室の欠落で、大きな減点となる。エスキス図のやり直し段階で抜け落ちた。今後十分注意する。

2015年9月11日金曜日

演習課題5(1回目・2回目)

今回の課題は作図量・記述共にボリュームがあった。所要時間も大幅に超過し、自己評価としても大変厳しいものとなった。
①問題の要点・・・敷地条件は、北東と南西にそれぞれ12mと18mの2面接道。南東は川幅10mの河川と河川敷に面し、その先には戸建て住宅地が広がる。南西には道路越しに公園が広がり、北東には道路越しに集合住宅が建つ。北西には事務所ビルが隣接しておる。要注意は方角で、通常の北側表示が西に45度傾いている。床面積は2,600㎡以上3,100㎡以下。地上5階建て。
②設計のポイント・・・方角表示が要注意だが、逆にこれをヒントに基準階及び建物全体のレイアウトを検討する。また、居住者用駐車場が平置き14台も求められており、このスペースの確保と建物レイアウトは密接に関連する。基準階をI型中廊下とするか、L型片廊下とするかが判断の分かれ目。何れの計画にしてもスペース的にかなり厳しい計画を要する。
③出来栄え・・・所要時間は大幅に超過。エスキス3時間30分(目標2時間)、記述2時間程度(目標1時間。但し今回の問題は19問と多いので例外。)、作図4時間35分(目標3時間)。以前、本試験での要求図面が平面図3面+断面図のみで過去の老健施設(平面図3面+断面図+梁伏せ図)と比べて少なく、何か詳細な作図表現や記述が求められるのではないか?と記したが、今回の課題により基準階の住戸数の多さや、室レイアウト、階段の箇所数、什器類の表記などを考えると、十分作図量は多いと考える。いずれにしても、詳細な作図や記述を求められる可能性は非常に高いので、対応出来るよう練習を積むこととする。
今回の計画は、講師よりL型とすることと、スパン数を7×7から7×6にすることで1スパン余裕が出来、そこに階段室を充てることが出来るというヒントを貰ったことで非常に納まりの良いプランが出来た。今後は自分で気づくことが大事となる。

【2回目】

本試験での想定課題としてピックアップ。再度エスキスしたが、2回目にも関わらず時間が大幅に掛かってしまった。作図時間は3H45M。これもまだ掛かり過ぎ。図面の完成度・見栄えは随分良くなってきたので、後は集中して速度を上げる。

2015年9月4日金曜日

演習課題4A(模擬試験)~2回目・1回目

模擬試験結果の返却がまだなので、先に2回目の作図を掲載。
模擬試験では不本意にも要求室の休養室40㎡を失念し、重大な不適合として恐らく失格扱いだと思われる。今回の模擬試験ではことのほか緊張し、作図終盤まで面積表の記載を失念(講師の指摘で気付いた。これは一発失格要件である。)したり、エスキスに3時間も掛かり作図時間が2時間半しか確保できなかったりと散々な結果だった。圧倒的に能力不足が原因と思われるので、今の調子で毎日一式図完成を心掛けることとする。
①問題の要点・・・敷地条件は北側16m幅員の一面接道である。今回は独立経営の喫茶室・厨房が求められており、外部からも内部からもアプローチできるよう計画する。建物は地上5階建てとし、床面積は2,500㎡~3,000㎡である。
②設計のポイント・・・今回の課題では初めて敷地条件が北側1面道路となった。一面接道なので、集合住宅・デイサービス・管理サービスの全ての部門のアプローチを北側に計画することになり、動線の区分及びゾーニングがポイントである。また、建ぺい率が60%なので、最初に最大建築面積を算出しておき、数値を大きく記しておく。また今回も南側隣地は戸建て住宅というプライバシーへの配慮を必要とし、他の3方向にも景観の良好な場所はない。限られた敷地条件の中で、如何に南側採光を確保するかを最優先に考えることが重要。
③出来栄え・・・エスキス所要時間2時間40分。目標の40分オーバーだが、着実に時間短縮出来て来ている。問題文読取~諸室想定・面積算出までは約10分で良好。機能図~周辺施設寸法算出~建築可能面積算出~ボリューム検討~スパンの検討・基準階の検討~建物形状・面積確定までが35分と15分オーバー、コマゾーニングは30分と目標値通り、エスキス図(400分の1)が1時間25分と25分オーバー。機能図を上手に整理することで、エスキス図をスムーズに考えることが出来るはず。機能図では室名を正式に転写し、想定の面積も記入しておくことで、それ以降課題文を観なくても機能図だけで足りるようにすれば効率的で時間短縮に繋がる。
時間はかかったが、今回のプランニングはかなり良いと思う。


【1回目(模試)】
作図時間2時間半で時間切れとなり、作図密度がかなり低く状態での提出となった。また、要求室の休養室40㎡が失念となり、失格要件に該当。エスキス段階での要求室の漏れをチェックする作業を徹底する。今回の指導事項は、集合住宅部門のアプローチを隣地境界側ではなく道路側に計画することと、車寄せ屋根の柱を車路にはみ出さないようにすること、受水槽・ポンプ室30㎡、更衣室男女各10㎡、休憩室20㎡で計画すること。エスキス時間の短縮方法を発見することが最優先課題。

演習課題4B

本日より毎日一式図を完成させることにした。一式図とは課題文の読取からエスキス図、記述回答、作図までである。本番でも6時間半を掛け描き上げる程のかなりのボリュームだが、細かに時間計測しながら弱点を克服していく。

①問題の要点・・・大都市近郊の市街地に建つ、民間法人のデイサービス付き高齢者向け賃貸集合住宅を計画する。デイサービスは居住者だけでなく、地域住民にも開放されたものとする。また、集合住宅居住者の安否確認や生活相談サービスも提供できるよう、デイサービス部門と相互に行き来出来るよう配慮する。その他、外部施設としてレストランと薬局も併設し、地域住民との交流も促す計画とする。更に地震等の災害時に地域住民への支援の場となることも求める。
敷地は北側18m道路と東側12m道路の2面接道。北側には公園を望み、東には集合住宅、南と西にはそれぞれ駐車場(2階建て)と病院が隣接する。建物は地上5階建て、床面積は2,200㎡以上2,600㎡以下で計画すること。
②設計のポイント・・・今回は集合住宅部門の共用廊下(基準階)の床面積は算入しない。課題により条件が異なるので注意のこと。今回の課題では所要室の階数指定がないので、それぞれの接続条件や動線を考慮して面積配分する必要がある。今回も公園による眺望が北側に配置されており、悩ましいところ。ただし住戸の居室等開口部は、基本的に南側の採光を最優先に考える。
③出来栄え・・・何とか6m×7mスパンを使って整形の平面計画とすることが出来た。1階は6スパン×3スパン、2階は6スパン×2スパン+階段室の1スパン、基準階は6スパン×2スパンとし、2階と3階を北側に寄せて、南側の隣地境界線より後退させた。設備スペースとしては、電気設備であるキュービクルと自家発電装置、及び空調室外機は1階屋上に計画し、各室へのシャフト距離の短縮を図ったことと、給水設備である受水槽・ポンプ室及び住戸用借室変電室は1階機械室に計画しメンテナンス性に考慮した。最上階の屋上には太陽光発電パネルを設置し、公共電力の使用量の削減による環境負荷低減を実現し、また屋上緑化も計画することで太陽光による熱負荷の低減にも考慮した。南からの日射遮蔽については、バルコニー上部の庇による遮蔽と、開口部にLow-E複層ガラスを採用することで日射熱の遮蔽を行っている。

提出はこれから。

2015年9月2日水曜日

演習課題3A(1回目・2回目)

今回の課題は敷地形状が南北に長く、図面レイアウトは平面図3面が上部に3列と断面図が下部となる。本試験では、限られた答案用紙に作図することになり、自ずと敷地規模および図面レイアウトが決まってくる。敷地規模としては、東西に長い場合は東西50m以内×南北40m以内、南北に長い場合は東西40m以内×南北50m以内となる。いずれかのパターンしか考えられないので、それぞれの主なアプローチは頭に入れておくこと。
①問題の要点・・・地方都市の市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅である。設計にあたっては医療法、高齢者医療確保法及び老人福祉法に関する規定は考慮しない。(これまでの課題同様)
社会資本(電気・ガス・上下水道)は整備されており、地盤は良好で杭打ち不要、気候は温暖で積雪対応は不要。建蔽率80%・容積率400%。敷地は東側に幅員18m、西側に幅員12mが42m接道している。南北には事務所ビル7階建てと5階建てが隣接。東側にも道路越しに5階建てビル、西側には道路越しに公園が広がっている。要求の建物は地上5階建てとし、床面積の合計は2,900㎡以上3,300㎡とする。なお、課題文の文脈より、共同住宅部門の共用廊下の床面積は、これに含むこととする。
②設計のポイント・・・敷地形状が南北に長いので、集合住宅部門の住戸階(基準階)をどの方角に向けるかがポイント。また、2面接道なので各部部門のアプローチを明確に区分出来なければならない。立面計画では1階の食堂・厨房と2階の食堂・パントリーとの動線、設備機械室、特に電気室・借室変電室の位置と電気シャフト(EPS)の位置関係に注意する。
③出来栄え・・・今回もエスキスに3時間を要し今後の課題となった。記述は55分で良好、作図は3時間50分でやはり20分超過。エスキスの今後の目標時間は、課題文読取り及び諸室想定・面積算出に10分、アプローチ計画~機能図~建物のボリューム(周辺施設サイズより建築可能範囲を想定)~基準階の想定(形状程度)~諸室の階振り分けと面積検討~スパン割検討・・・ここまでで20分、コマゾーニングで30分、400分の1エスキス図で60分とする。これで合計2時間である。
今回の評価はB-(マイナス)。所要時間も考えると更に評価は低い。作図力についてはメリハリが効いており好評価。減点ポイントは、ごみ置き場を集合住宅部門用1か所しか計画しなかったことと、事務室が無窓であったこと、トランク付きエレベータのサイズが大き過ぎたこと、住戸の玄関扉を防火戸表記していなかったこと、断面図で住戸の置床表記が出来ていなかったこと、寸法線のスラブレベルがフロアレベルになっていたことが挙げられる。全体的なゾーニングは明確に出来ていたと自己評価している。
※全くの想像だが、本試験での要求図面が平面図3面と断面図だけというのは明らかに作図量が少ない。これまでとは違うプラスαが何か?
私としては、一つは断面図に注目している。7階建て以上の高層階にすることで作図量が増える。また、基礎免震構造・住戸の置床表記と風呂・バルコニーのスラブ下げ表記による作図量の増加。あるいは平面図で各室の什器類の表記を詳細に求められる。便所・風呂・食堂・厨房・和室・洋室・住戸・ラウンジ・相談室・設備機械室での機器類と寸法の表記など。
とにかく今のうちからこれらの表記を練習することで、本番に備える。

【2回目】

出来栄え・・・エスキス時間2時間15分(課題文読み取り及び諸室・面積想定10分、機能図等一連の検討30分、コマゾーニング20分、エスキス図1時間15分)で15分の超過。記述57分で目標内。作図3時間55分で25分超過。
今回の一式図で全体の時間取りがようやく掴めたが、作図完了後の見直し作業で「重大な不適合」を発見。要求室である静養室(面積適宜)と相談室(同じく)を計画漏れ。他の課題でも同じミスを犯しており、再発防止策を考える。→ⅰ)機能図作成後に課題文の要求室を塗りつぶす。ⅱ)コマゾーニング作成後に機能図機能図を塗りつぶす。エスキス図作成後に再度課題文の要求室及び特記事項を塗りつぶす。今後徹底する。
今回は受水槽・ポンプとキュービクルを敷地上に計画したが、せっかくの基礎免震構造なので、地震時の被害を考え建物内に計画することが望ましいと考える。図面の出来栄えとしては、静養室・相談室の急遽の付け足しがあったが、そこそこ力強く表現出来たかと思う。本番では緊張が伴うことから、要求室の充足は確実にチェックする方法を考えておく。

2015年8月31日月曜日

演習課題3B(1回目・2回目)

演習課題3Aの返却をまだ受けていないので、飛ばして3Bを投稿。
①問題の要点・・・地方都市の市街地に計画。高齢者向け賃貸住宅と共に居住者及び地域の高齢者向けのデイサービスを計画する。敷地・周辺条件に特段の難度はなく、傾斜・段差なく社会基盤整備も行き届いている。積雪への配慮も不要。接道条件は東側18m、西側12mの2面道路。南北にはそれぞれ7階建て・5階建ての事務所ビルが接近しており、西側は公園で眺望は良好である。床面積は2,500㎡~2,900㎡。地上5階建ての1棟の建築物として計画する。
②設計のポイント・・・今回の課題は東西の2面接道。住戸を東西に向け配置するか、あくまで南に向けるか思案のしどころである。答案例では基準階は中廊下型とし、住戸を東西に振っている。私案では居室開口部を西側の公園側に全ての住戸を計画し、東側には低層階の屋上緑化を望む計画とした。この課題の最大のポイントは2階指定の多目的ホールである。天井高4.5mを無柱空間で求められており、上部に室を計画することが出来ない。基準階はこれを避けての計画となる。
③出来栄え・・・かなり満足のいくプランが出来たが、エスキス及び作図に時間が掛かり過ぎた。エスキス4時間以上、作図4時間弱。記述は3A課題の設問を流用して1時間強。これまで時間制約の中で出来る範囲での作図に止めていたが、この場合住戸プランやテーブル・ソファーなどの什器類、面積計算場必要となる各所の寸法表など描かず仕舞いとなっていた。今後は時間制限を意識しつつ、このような特記事項で要求された描画全てを完成させることとする。

〖採点結果及び評価〗B-
ⅰ)多目的ホールの計画が良くない。縦横比が1:3になっており、無柱空間として1:2以内の形状で計画すること。
ⅱ)屋外階段は建物柱から片持ち梁で支える構造だが、片方が壁から梁が出ている計画になっており不適合。スパン7mと長いが、踊り場を広く計画する。
ⅲ)ごみ置き場は敷地内からも道路側からも開けるようにする。
ⅳ)断面図での住戸用1.5mバルコニーは、梁不要。床の有効面積が無駄に小さくなるため。
ⅴ)断面図で、階高の高い多目的ホールと基準階廊下との境界壁部分には、多目的ホール屋上の梁表示が必要。

この課題の答案例(エスキス図)では、基準階を北側に寄せて計画しているため、南側は2階屋上と多目的ホールの上部構造(梁伏せ図のような表記)となっている。このような表記も興味深く、描けるようにしておく。また、東側と西側の居室開口部には、縦型ルーバーを設置し、日射遮蔽に配慮している。

【2回目】
●エスキス・・・課題文読取・諸室想定・面積想定(10分)、機能図~グリッド・面積計算まで(40分)※10分オーバー、コマゾーニング(25分)※5分オーバー、エスキス図(1時間10分※10分オーバーで合計2時間25分※25分オーバー。
●記述・・・1時間、●作図・・・4時間※30分オーバー。
1回目との相違点は、①集合住宅部門へのアプローチを西側から北側に変更。②多目的ホールを無柱空間(整形1:2以内)にするため、基準階を西側に向けた片廊下型から北側に寄せた中廊下型に変更。これにより随分プランは変わったが、エスキスには思ったほど時間を要しなかった。(まだ時間超過であるが)
また今回は断面図を敢えて作図料が多くなる長軸の南北に切断したことで、余計に作図時間を要した。全体として25分+30分=55分のオーバーとなり、まだまだ合格レベルには程遠い。来週の特訓講義までには時間内完成までレベルを上げたい。

2015年8月27日木曜日

演習課題2A

①問題の要点・・・地方の市街地に建つデイサービス付き高齢者向け賃貸集合住宅の計画。両施設の管理主体が異なるため、管理区分が明快な計画とすると共に安心・安全な建物を目指すべく基礎免震構造を採用する。今回は東南の2面接道で共に16m幅員の道路。角地は見晴らしが良好だが交差点から5m以上離して車の出入りを計画するなど制約もある。
地上5階建てで床面積は2,800㎡~3,200㎡。今回の出題も集合住宅部門とデイサービス部門に分けて各居室が指定されており階振り分けが容易なことと、各居室の面積も指定されていることからゾーニングは容易だと思われる。屋根付きの車寄せ(キャノピー)を設けることが要求された。
②設計のポイント・・・基礎免震構造のクリアランス確保とエキスパンションジョイント部(建物周囲2m)の表示、隣地との離隔距離(3m以上)が求められる。また、低層階の屋上を設備会設置スペースや屋上庭園として計画するなど、柔軟な発想で動線計画を考える必要あり。外部からのアプローチ計画及び内部動線の考え方を明確にする。また集合住宅における地震等の災害対策についてどのように考えるか記述で求められている。
③出来栄え・・・エスキスは相変わらず時間を要したが、手順を踏まえて段々と良くなってきた。「コマ・ゾーニング」での検討を踏まえて400分の1エスキス図面への移行が出来るようになってきた。作図の評価はB+でこれまでで最上位。講師からも段々良くなってきていると評価を頂いた。作図時間は3H30M。制限時間内だがディテールの表記が出来ていない部分あり。A評価までもう一歩。記述もまずまずの評価だが、設問に対し重複して答えている部分や、基礎免震構造のクリアランスが数10cm必要など具体的な数値を示していないことは減点評価。明確な数値を記憶して記述することが重要。具体的な指摘事項は下記の通り。
ⅰ)1階屋上と2階屋上が存在するが、1階屋上に緑化や設備機械が計画されていないのは無駄。活用するように。
ⅱ)集合住宅部門の廊下幅、バルコニー寸法などが記入されていない。面積計算する上でも必要。
ⅲ)角部屋の外壁部分には窓など開口部を設けるのが望ましい。ただし開口部は屋外階段から2m以上の離隔が必要。
ⅳ)2階に計画したパントリーは、廊下から直接アクセスできることが必要。また小荷物専用昇降機での計画も考えられるが、出来れば人荷用エレベータとしてサービス動線も確保したい。
ⅴ)借室変電室(借電室)は電力会社専用の施設なので、外部からの出入りだけで計画する。デイサービス用及び集合住宅部門共用部の電気室はキュービクルとして屋外設置で可能。
ⅵ)車寄せに隣接させる駐車場は、別途旋回スペースを設ける必要はない。車寄せ部分と共用とし、駐車スペースは車サイズ相当だけで良い。
ⅶ)空調室外機は最上階の屋上ではなく、地上か低層階の屋上への設置が経済面で好ましい。
ⅷ)断面図での住戸表示は、各部屋ごとに表記が必要。玄関・台所・洋室・リビングなど。また断面図での寸法表記は、フロアレベル(FL)ではなくスラブレベル(SL)で表記する。
Ⅸ)同じく断面図の基礎免震構造は、コンクリート構造体及び地上のエキスパンションジョイント部を正確に描画すること。寸法表記も必要。
ⅹ)車寄せ(キャノピー)は建物とは絶縁された構造体とし、エキスパンションジョイント部の外側に柱4本で計画する。また柱は車路にはみ出さないよう、植栽の中に計画するなど配慮すること。

2015年8月18日火曜日

演習課題1B

B課題はA課題の応用編。ベースはA課題で演習済なのでエスキスは短時間でまとめられるかと思ったが結果はまだまだ。3時間35分を要してしまった。記述も1時間5分、作図も4時間5分と全て目標値を大きくオーバー。「ベストの図面ではなくベターな図面と割り切る。」という学院の指導を改めて認識する必要があることを痛感した。

①問題の要点・・・立地条件は地方の市街地で、北側と西側にそれぞれ18mと12mの道路に面し、東側は集合住宅、南側は公園に隣接する。公園の眺望と南側採光、集合住宅へのプライバシーの配慮が求められる。設計主旨としては、デイケア通所者30名定員、安心して明るく家庭的な雰囲気の中で共同生活が出来るよう配慮することと、自然採光を取り入れて明るく開放的な空間を実現するというもの。「1.敷地及び周辺条件」にイレギュラーな課題はなし。地上5階建て、床面積は2,100㎡~2,700㎡とする。
②設計のポイント・・・1階屋上に設ける屋外庭園の位置と活用方法が一番のポイントであろう。公園の眺望と重ね合わせて南側に計画するか、或いは逆に北側の眺望を補完する役割を担わせるか。各部門の明確なゾーニングと諸室の明快な動線計画が本課題でも求められている。
③出来栄え・・・エスキスではコマ単位でのゾーニング及び400分の1エスキス図の作成の大幅な時間を要した。今後の課題はこの部分の改善に尽きる。ベターな計画に割り切る訓練が必要。記述については演習課題1Aの問題を流用。このほうが中味が濃いため。計画面・構造面・設備面全てにおいて概ね適切な記述が出来たと評価している。作図手順については、柱の描画を失念したり各図面(1階・2階・基準階平面、断面図)の同時進行が出来ていないなど、手順をまだまだ身体で覚えきれていない。作図段階では迷わず筆を走らせることが最速の方法。要求事項を全て描画したものの作図時間が4時間5分と大きく超過。最低でも3時間半、目標は3時間での完成である。今週より毎週の課題提出となる。気合を入れ直して本番に向かいたい。

【採点結果及び評価】→B-
①車寄せにはキャノピー(屋根)の計画が必要。
②屋上庭園は北側への計画ではなく南側に面し太陽光を帯びる計画とする。
③植栽計画はやみくもに行わず、必要な個所に的確に行うこと。今回エキスパンションジョイント部に植栽があり、これはNG。余計なことはしないこと。
④今回の計画では屋上庭園を北側に持ってくることで演習課題1Aと殆んど類似のプラントなった。再チャレンジすること。
⑤建物寸法には廊下幅、階段幅、アルコーブを設ける場合にはアルコーブ幅などの寸法表記が必要。採点者の面積計算を容易にするため。

【その他答案例コメント】
①設備機械の屋外設置は、地上・屋上・2階屋上などが考えられるが、出来るだけ低層階に設置することが経済的には有効。無駄に配線を延ばすことは避ける。
②基礎免震構造のエキスパンションジョイント部分は、建物周囲2mを1点鎖線で囲むことで表記(ただし本番での課題文に従うこと)。また隣地との離隔距離は3m以上とする。
③浴室、屋上庭園など水処理が必要な箇所のスラブレベルは、断面図にて下げた表示とすること。
④利用者用エレベータは、緊急時の搬送を考慮し寝台用エレベータで計画する。その場合のシャフト寸法は2.5m×3.5m以上とする。
⑤非常階段を設けた場合、近傍の壁などの開口部は非常階段から2m以上離して計画する。

演習課題1B(2回目)

1回目では1階屋上庭園を北側に計画したことで大きく減点要因と指摘されたため、改めて屋上庭園を南側に計画してみた。
①エスキスはほぼ良好。作図は評価B+を取り消しBとなった。今回の最大の減点要因は屋外階段の設置位置。1階通用口への掛かりを避けるため、1階への下り口を北側に振ったことがNG。このことで1階部分の階段が建物と独立した構造となり耐震上不可。またエキスパンションジョイントにも掛かりこれもNG。
②設備機械室はひとまとめにせず、借室変電室20㎡、電気室20㎡、自家発電室20㎡、受水槽・ポンプ室25㎡などと個別に計画することが望まれる。
③1階階段室したのスペースに、消火栓用ポンプ室を計画(表記のみで可)する。
④2階及び基準階の片廊下側の開口部及び腰壁は、屋外階段から2m以上離して計画することを失念している。
⑤デイサービス用エントランスは、上下足履き換えスペースや車いす置場(貸し場)などが求められている場合、1スパン分の広さを要する。最低でも4mとし、3mでは明らかに狭い。
⑥特記事項違反。浴室の一般浴室・介護浴室・脱衣室(洗面台・リネン庫・便所)が表示されていない。

2015年8月11日火曜日

演習課題1A

①問題の要点・・・地方都市の市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅。デイサービスは、周辺住民の介護及び機能訓練その他医療並びに日常の世話を行うことを目的とし、定員を20名とする。また集合住宅は明るく家庭的な雰囲気で共同生活が出来、免震構造を採用しつつ自然光を取り入れて明るく開放的な空間とする。通所は主に送迎用福祉車両を利用するものとする。北側18m道路で商店街、西側8m道路で集合住宅、東側は公共駐車場、南側は公園が隣接。眺望が期待。地上5階建て、床面積は2,000㎡~2,500㎡。
②設計のポイント・・・デイサービス部門は全て1階に計画。集合住宅部門は全階に渡り、3~5階は基準階とし住戸のみを計画。周辺環境に配慮することと、部門ごとの明快なゾーニングと動線計画。自然採光・自然通風を積極的に取り入れ、かつ日射遮蔽にも配慮する。また、免震構造の特徴についても的確に解説できること。
③出来栄え・・・エスキス時間は5時間以上(目標2時間)、記述は50分(目標1時間)、作図は3時間半(目標3時間)。今回の課題も各部門の階数指定があり、また諸室の面積指定もありエスキスは客観的には容易であったと思う。今回エスキスに時間を要した原因は、スパン割の迷い。最終的に7m×6mスパンを採用したが、ぎりぎりまで7m×7mスパンで検討を進めていた。この場合どうしても床面積オーバーとなることが判明し、改めて7m×6mスパンでやり直すという手間となった。反省点として、400分の1でのエスキス図面作成を急がず、1コマ1マスでのゾーニングプラン、更に面積検討を十分行うことが重要。住戸の間取りプランも事例を何度もトレースするなどして迷わず描けるようにしておく。

今回はまだ提出前ゆえ採点はなし。

【採点結果及び評価】→B
①建物の主出入口には、▽だけでなく「主出入口」の表記も必要。
②車寄せには大きくせり出した屋根(キャノピー)が必要。ただし免震構造に連動させる必要はなく、柱4本と屋根1枚など建物とは独立した構造とする。
③屋内消火栓設備のホース部表記は不要。ポンプ室のみ階段下等に表記することでOK。
④電気設備等の表記は、設備機械室としてひとまとめにするより、「受水槽・ポンプ室、借室変電室、電気室」等と設備別に計画するほうがほうが訴求力は高い。
⑤「給水設備の受水槽・ポンプを屋外敷地内に設置」と記述しているものの、図面に反映されていない。→不適合
⑥集合住宅部門の共用廊下は、片廊下の場合2.0mでもOK。出来れば2.5mが良い。バルコニーは2.0m必要。この場合断面図では小梁の表記が必要。

2015年8月7日金曜日

早期対策課題2

①問題の要点・・・「大都市」近郊の市街地における、デイサービス付き高齢者向け「賃貸」集合住宅を想定。入居者及び施設利用者が明るく家庭的な雰囲気の中で生活が出来るように配慮し、自然採光を取り入れて明るく開放的な空間とする。デイサービスと賃貸集合住宅は管理主体が異なるため、管理区分を明快な計画とする。敷地条件は東側・北側に事務所ビル、南側・西側に集合住宅、接道は北14m・南12m。地上5階建て、床面積合計2,800m~3,400m。基礎免震構造とする。
②設計のポイント・・・屋外テラスとデイサービス用食堂との一体的利用、車寄せのデイサービス用エントランスへの誘導、利用者用動線と管理用動線の明確な区分など。施設内バリアフリー対応など一般的な要求事項は今後も課題に共通。今回は食堂部門のデイと住居部分との運搬方法についても考慮が必要。小荷物専用昇降機の設置など。
③出来栄え・・・エスキスに5時間を要したが、今回の問題は難易度が高かった。ただし時間は掛かり過ぎ。エスキス精度は高いものとなった。記述については概ね良好な評価を得たが、例えばアプローチでのバリアフリーとして水勾配を設けると記述しながら図面に反映していないなど不具合がある。これらを細かくチェックし記述と作図の相違がないよう気を付ける。また、小荷物専用昇降機の位置が1階と2階で1mずれていたが、これは重大な不適合であり厳重注意である。ケアレスミスでは済まされない。1階のデイ部門と住居部門を繋ぐエントランス境界には、防火シャッターを設けること。屋上緑化については、2階屋上の緑化が断面図には表現されながら基準階平面図には表現されていなかった。これも不適合である。更に、基礎免震構造におけるクリアランスを確保するためのエクスパンションジョイント部分(建物周囲3m)にサービス用駐車場が計画されている。これも減点対象となる。また、住居の玄関扉は防火扉表現とすることと、玄関入口には▽表記が必要。今回の総合評価はB-であった。

2015年8月6日木曜日

早期対策課題1

①問題の要点・・・地方都市の市街地に建つ高齢者向け集合住宅を想定。これにデイサービス施設(要支援・要介護を必要としている「地域」の高齢者、及び本集合住宅に居住している高齢者の長期に渡る自立日常生活の支援)を併設したもの。敷地は45m×38m=1,710㎡、地上5階建て・床面積は1,800㎡~2,300㎡とする。その他特段の建築条件はなし。
②設計のポイント・・・敷地周辺(接道は東側及び北側、東西北に集合住宅、南に公園が隣接)に配慮し、デイサービス部門と集合住宅部門とは明確にゾーニングすること。また、施設内はバリアフリー・セキュリティー・避難計画に配慮し、自然採光・通風・日射の遮蔽・構造計画・設備計画も適切に行うこと。
③出来栄え(自己評価)・・・エスキス(プランニング)に3時間25分を要してしまい(理想は2時間)、これでは話にならない。プランニングとしてはデイサービス部門と集合住宅部門のゾーニングは明確に出来、住居部分を始め南側眺望を必要とする居室も概ね南側に配置出来た。記述(設計主旨などを文書で表現)も概ね良好との評価を得た。作図では、集合住宅の共用廊下部分の床面積不算入に対しエレベーターホールの面積も不算入であることを失念。アルコーブ部分の不算入については寸法表記が抜けていた。パイプスペース(PS)は住居階の下階では半減させても良いとのこと。住居の室名には各部屋の名称(DK、洋室、和室等)も記載のこと。また、アルコーブは必ずしも設ける必要はない。作図時間は3時間40分でまずまずのスタート。(理想は3時間)
恐らく今回の課題は最初の課題なので難易度は低いと思われる。今後徐々に高度化されていくと思うので、覚悟して取り組んで行く。

2015年8月5日水曜日

一級建築士~受験奮闘記~

このブログは、私なりに建築に関する思いや考え方などを綴っていこうと思い立ち上げたのですが、せっかくなのでこの機会に資格を取得しようと思い昨年から取り組んでおります。今年の課題は『市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅~基礎免震構造とする~』です。
その奮闘記とでも題して、試験本番までの今後2ヶ月の取組みをブログに記していきたいと思います。時折これを振り返りながら、試験本番に向けモチベーションを高めていきたいと思います。

内容としては、資格学校から毎回出題される課題に対して、①問題の要点、②設計のポイント、③出来栄え(自己評価)を記していく予定です。完成図面に添削等施されたものを添付します。回を重ねる毎に完成精度が上がっていくことを期待します。