B課題はA課題の応用編。ベースはA課題で演習済なのでエスキスは短時間でまとめられるかと思ったが結果はまだまだ。3時間35分を要してしまった。記述も1時間5分、作図も4時間5分と全て目標値を大きくオーバー。「ベストの図面ではなくベターな図面と割り切る。」という学院の指導を改めて認識する必要があることを痛感した。
①問題の要点・・・立地条件は地方の市街地で、北側と西側にそれぞれ18mと12mの道路に面し、東側は集合住宅、南側は公園に隣接する。公園の眺望と南側採光、集合住宅へのプライバシーの配慮が求められる。設計主旨としては、デイケア通所者30名定員、安心して明るく家庭的な雰囲気の中で共同生活が出来るよう配慮することと、自然採光を取り入れて明るく開放的な空間を実現するというもの。「1.敷地及び周辺条件」にイレギュラーな課題はなし。地上5階建て、床面積は2,100㎡~2,700㎡とする。
②設計のポイント・・・1階屋上に設ける屋外庭園の位置と活用方法が一番のポイントであろう。公園の眺望と重ね合わせて南側に計画するか、或いは逆に北側の眺望を補完する役割を担わせるか。各部門の明確なゾーニングと諸室の明快な動線計画が本課題でも求められている。
③出来栄え・・・エスキスではコマ単位でのゾーニング及び400分の1エスキス図の作成の大幅な時間を要した。今後の課題はこの部分の改善に尽きる。ベターな計画に割り切る訓練が必要。記述については演習課題1Aの問題を流用。このほうが中味が濃いため。計画面・構造面・設備面全てにおいて概ね適切な記述が出来たと評価している。作図手順については、柱の描画を失念したり各図面(1階・2階・基準階平面、断面図)の同時進行が出来ていないなど、手順をまだまだ身体で覚えきれていない。作図段階では迷わず筆を走らせることが最速の方法。要求事項を全て描画したものの作図時間が4時間5分と大きく超過。最低でも3時間半、目標は3時間での完成である。今週より毎週の課題提出となる。気合を入れ直して本番に向かいたい。
【採点結果及び評価】→B-
①車寄せにはキャノピー(屋根)の計画が必要。
②屋上庭園は北側への計画ではなく南側に面し太陽光を帯びる計画とする。
③植栽計画はやみくもに行わず、必要な個所に的確に行うこと。今回エキスパンションジョイント部に植栽があり、これはNG。余計なことはしないこと。
④今回の計画では屋上庭園を北側に持ってくることで演習課題1Aと殆んど類似のプラントなった。再チャレンジすること。
⑤建物寸法には廊下幅、階段幅、アルコーブを設ける場合にはアルコーブ幅などの寸法表記が必要。採点者の面積計算を容易にするため。
【その他答案例コメント】
①設備機械の屋外設置は、地上・屋上・2階屋上などが考えられるが、出来るだけ低層階に設置することが経済的には有効。無駄に配線を延ばすことは避ける。
②基礎免震構造のエキスパンションジョイント部分は、建物周囲2mを1点鎖線で囲むことで表記(ただし本番での課題文に従うこと)。また隣地との離隔距離は3m以上とする。
③浴室、屋上庭園など水処理が必要な箇所のスラブレベルは、断面図にて下げた表示とすること。
④利用者用エレベータは、緊急時の搬送を考慮し寝台用エレベータで計画する。その場合のシャフト寸法は2.5m×3.5m以上とする。
⑤非常階段を設けた場合、近傍の壁などの開口部は非常階段から2m以上離して計画する。
演習課題1B(2回目)
1回目では1階屋上庭園を北側に計画したことで大きく減点要因と指摘されたため、改めて屋上庭園を南側に計画してみた。
①エスキスはほぼ良好。作図は評価B+を取り消しBとなった。今回の最大の減点要因は屋外階段の設置位置。1階通用口への掛かりを避けるため、1階への下り口を北側に振ったことがNG。このことで1階部分の階段が建物と独立した構造となり耐震上不可。またエキスパンションジョイントにも掛かりこれもNG。
②設備機械室はひとまとめにせず、借室変電室20㎡、電気室20㎡、自家発電室20㎡、受水槽・ポンプ室25㎡などと個別に計画することが望まれる。
③1階階段室したのスペースに、消火栓用ポンプ室を計画(表記のみで可)する。
④2階及び基準階の片廊下側の開口部及び腰壁は、屋外階段から2m以上離して計画することを失念している。
⑤デイサービス用エントランスは、上下足履き換えスペースや車いす置場(貸し場)などが求められている場合、1スパン分の広さを要する。最低でも4mとし、3mでは明らかに狭い。
⑥特記事項違反。浴室の一般浴室・介護浴室・脱衣室(洗面台・リネン庫・便所)が表示されていない。
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