2015年10月13日火曜日

本試験課題

本試験直前の一週間は、みっちりエスキスの訓練を行いました。毎日異なる条件での課題が出され、限られた時間でエスキス及び記述を書き上げます。私は結局最終段階までなかなかエスキスをまとめ上げることが出来ず苦戦しましたが、ようやく最後の最後に満足のいくエスキスを仕上げることが出来ました。本試験を控えての駆け込み乗車って感じですね。
①問題の要点…北側に幅員18mの歩道付きメイン道路と、東側に幅員8mの歩行者専用道路の2面接道敷地。ただし歩行者専用道路は21時から翌朝6時までは車両の通行が可能。歩行者道路の東向かいには商店街が繋がり、また北側の駅に向かって延びた歩行者専用道路の両側には駅前商店街が建ち並ぶ。敷地の南側と西側には公園が広がり、採光・通風・景観など良好な環境である。建物は地上5階建て、床面積は2,600以上3,100以下。
②設計のポイント…レストランとギャラリーは商店街との連続性に配慮し、エントランスホールからの動線にも考慮すること。また屋上庭園は2階屋上(3階床レベル)に計画し、通路・ベンチなどを設ける。エントランスホールは住宅部門とデイサービス部門のエントランスを兼ねる。
これらの動線、繋がりを如何に確保するかが最大のポイントであった。
③出来栄え…エスキス時間2H30M、記述1H、作図3Hで一応一式完成出来た。なお作図はフリーハンド。後に検証した結果、下記の要求項目漏れが判明。動線などプランニングについては追って講師のコメントを聞きたい。
1.機能訓練室の要介護用食事スペース及びラウンジ
2.スタッフルームの休憩スペース及び更衣スペース男性用・女性用
3.2階避難経路及び歩行距離
4.レストラン什器(テーブル・イス)
5.1階デイサービス用階段室の管理用シャッター(21時以降の閉鎖要求)
6.吹き抜け空間の断面図での防火シャッター
7.屋上庭園とバルコニーの間のプライバシー保護対策(例えば植栽)
8.南側開口部の日射遮蔽用ルーバー或いは植栽、Low-eガラスの記載
9.基準階でのMB.PS表記
10.住戸の床面積
11.断面図での住戸の間取り表記
12.最上階バルコニーの上部庇
その他、レストラン厨房が管理サービス動線から隔離していることと、ギャラリーの表側(商店街側)に屋外階段が横たわっていること、吹抜け面積が小さいことなども減点対象となる可能性大。

これら全てが減点対象となれば、恐らく採点結果はランクⅡになるでしょうね。覚悟しておくこととします。

2015年10月4日日曜日

参考課題1

①問題の要点…東西にそれぞれ8mと15mの二面接道。33m×48mの南北に長い敷地形状。答案用紙のサイズを考慮すると、本試験も縦長の形状(普通に考えると南北に長いが、北の方位を左に向けると東西に長くなる)となる可能性を感じる。車寄せの屋根(キャノピー)が5mを越えてくると収まりがキツイ。
今回のポイントは、車路の計画範囲が指定されていることがスパン割りを難しくしている。車寄せ及び車路を建物の下部(ピロティー)入れるかどうかでプラン及びスパン割りは随分変わってくる。他に特殊な指定はない。
②設計のポイント…一般的な7m×7mスパン、7m×6mでは計画が難しい。思い切ったスパン割りを答案例では示している。やはりポイントは車寄せの計画であり、駐車場の計画にも頭を使う。
③出来栄え…エスキス時間は3H15Mで1H15Mオーバー。作図は3H15Mでかなり改善。エスキスの中で、特に時間を要するのがコマゾーニング。機能図マトリックスは初めて試したが、これまでの手法よりは解りやすい。慣れれば有効活用出来そう。今回は車路(車寄せ)を建物の外に計画したため、スパン割が少々窮屈になり庭園を2階(1階屋上)に計画出来ず、それに伴い集合住宅部門も1階に計画することになった。それに関連し設備機械室を始め管理部門も2階に計画することになり、部門ごとのゾーニングは明確に出来たが「明るく開放的な空間」を2階に計画出来なかったことは大きな減点要因と考えられる。


作図速度が速くなってきたので、次はエスキスの速度UPに取り組む。機能図マトリックスを使いこなしたい。

2015年10月3日土曜日

特訓模擬試験(2回目)※1回目は未返却

本試験直前の最後の模擬試験となった。目標は時間内完成だったが、結局時間が足りず中途半端な図面での提出となってしまった。模擬試験での答案は未返却なので、2回目の作図(エスキス再チャレンジ)を掲載する。
①問題の要点・・・敷地は東側16m道路、北側12m道路の2面接道。周辺には商業施設、集合住宅、公園がありこれら周辺環境に配慮した計画が求められる。共通部門としてレストラン、集合住宅部門にはコミュニティールーム、デイサービス部門には屋上庭園が求められ、屋外施設としてオープンスペースが求められ、既存樹木を含めた計画でも可能とされている。敷地に余裕がなく、難しい課題である。
②設計のポイント・・・北側及び北東側には商業施設があり人通りが多いと予想される。また南側には集合住宅が隣接しているのでプライバシーへの配慮、西側には公園が広がり明るく開放的な居室を計画出来る。東側の集合住宅は16m道路を介しているのでプライバシーは余り考慮しなくても良さそう。北側の商業施設の人通りと敷地北東角のオープンスペースはレストランを計画する上で是非関連付けしたいところ。今回は基礎免震装置のメンテナンスのためのドライエリアを計画することが求められているので、サイズ2m×3mとエキスパンションジョイント用落下防止柵及びタラップの設置を忘れずに計画する。
③出来栄え・・・所要時間は、エスキスに2H50M、記述1H12M(練習用紙を使用したため文字数が多くなる)、作図3H45Mと、ようやく射程距離範囲にまで時間短縮出来てきた。テーブルなどの什器類、屋上庭園の植栽やベンチなど雑な仕上がりとなり、本番で時間の余裕が出来た場合には是非丁寧に仕上げたい。
また、今回の答案例・エスキス手順資料により、機能図の効果的な描き方を思いついたので、今後はその手法を機能図マトリックスと名付け、機能図の作成・検討を行う。まず最初に部門別と階数別のマトリックスを作成し、これに各所要室・想定床面積を描き込んでいくというもの。これにより縦方向のイメージがつかみやすく、便所・倉庫などの付属諸室も一緒に記載することで計画漏れをなくすことが出来る。階数振り分け・諸室の関連性を同時に検討できることは効率的である。

2015年10月2日金曜日

その他の課題

①問題の要点・・・地域住民との交流促進を目的として、交流ホールと交流カフェを計画する。敷地は北東と北西にそれぞれ16m幅員道路が接する2面接道の敷地。図面では方位が45度西側に傾いているので注意。住宅部門とデイサービス部門を繋ぐ共用部門が求められている。
②設計のポイント・・・方位が傾いているので、南向きの面は東南と西南になる。この2面が住戸の開口部に適した方向となる。つまり基準階はL型のプランが想像できる。南西側の隣地が平置きの公共駐車場なので視界は確保出来るが、北東側には公園が広がり眺望は期待出来る。特記事項で求められている「明るく開放的な空間」はどちらにもあてはめることができる。
③出来栄え・・・エスキス6H05M、記述は省略。作図3H35M。作図時間は短縮が図れているが、エスキスに相変わらず時間を要する。今回の課題元のコメントには、本試験では出題内容(プラン)に矛盾を感じるような出題方法を敢えて取り入れており、その対処・割り切り能力をも判断材料とするようなことが記されている。余り整合性に拘り過ぎると全体のプランそのものがまとまらないことにもなるので、やはりある段階で割り切りプランを固める必要がある。私の場合エスキスに充てられる時間は2Hなので、課題文読取・諸室及び床面積想定(15M)~アプローチ検討・機能図・周辺施設寸法・建築可能範囲検討(15M)~基準階・スパン検討・コマゾーニング(30M)~エスキス図面(1H)の合計2Hで考える。記述は1Hあれば完成可能。作図は3H完成を目指し、残る30Mで漏れのチェック・什器類記載・植栽等動線のビジュアル化を行う。

引続きエスキス訓練、記述訓練、フリーハンド作図訓練に取り組む。